星月夜に架かる虹

心のままに。

年末のごあいさつ

あっという間に大晦日になりました。なんだか年々年の瀬があっという間になっている気がします。これが加齢というやつでしょうか……。


今年は個人的に環境や生活が大きく変わった年でした。
変化というのはそれがたとえ良い方向であっても、慣れるまでの負担やなんやらはやっぱりあって、というか物事に100%プラスというのはなかなかないもので
何が言いたいかというと上半期くらいまでは順応するのに精一杯だった気がします。


急激なものも緩やかなものもありの変化の1年でしたが
「まぁいろいろあったけど今年も楽しかったね!」って思えていて、それがとても嬉しいです。
生来の喉元過ぎれば熱さ忘れる性格も影響しているのでしょうが、最近は特にこんな風に思えている気がします。
人間丸くなったね……笑


とはいえ引っ越したとか仕事変わったとかより何よりPになったことが今年1番の変化です。笑
アイドルはちょっと……とか言ってたこのわたしが!アイドルを!プロデュースしている!笑
人生って本当に何があるかわかりませんね。
そのおかげで仲良くなった方がいたり旧友との親交が復活したりしているので同好の士というのはすごいなと思います。
SideMはいいぞ。
(アイドルものはちょっと…と言っていた方がはまった話もちょこちょこお見かけするので今までアイドルジャンルに接してなかった方にもぜひおすすめしたいです)

 


あとは環境が変わったことや年齢的なことや315プロのアイドルの影響で「自分の進むべき道」について考えることも多かった1年かな、と。
自分自身、モノを作ったり表現したりすることへの憧れは持ちながらもそうではない方向に進んできておりまして。最初のうちはとにかくやるしかない!という感じだったのが社会人になって数年経って少し余裕が出てきたのか、本当にこれでいいのかと自問自答することが増えました。
でもその結果、社会の歯車ながらそこそこやりたいことをそれなりに楽しくやれている、それはそれでいいじゃん!って思えるようになって。これは自分にとって大きな収穫でした。
どうせまたちょっとしたことで悩みますけど(笑)
というわけで来年も引き続き、今できることに真摯に取り組んでいければと思っているところです。


こんなふうに思えるのは圧倒的な心の支えである推しと、遠くから近くから見守って気にかけてくれる皆さまのおかげだと心から思います。
わたしはスピリチュアルなものを信じているわけではありませんが、「自分にとって大切で必要なものや人とはきちんと出会えるものだからそれを逃さないようアンテナを張っておく」というのはいつも心掛けているところです。


来年も出会いを大切に、
自分らしく進んでいきたいです。
こんなわたしですが、どうぞよろしくお願い致します。


それでは、良いお年を!
 

10月13日。

今日はSideMの推しユニットであるF-LAGSの九十九一希先生のお誕生日です!!!


九十九一希先生とは、19歳にして「元小説家」ですが実は父(ベストセラー作家)のゴーストライターをしていたという過去を持つ青年。
ユニットリーダーである秋月涼が男であることをカミングアウトした場面を見て、本当の自分として生きたいとアイドルになったというバックグラウンドがあります。自分の人生を変えた相手と一緒にアイドルやってるのすごいな……。


SideMにはvocal、dance、visualという3つのステータス値があり、そのバランスはキャラクターごとに統一されているのですが彼はVisualお化けです。公式で圧倒的美形。
台詞には「……」が多かったりソロ曲の歌詞にも「……」で始まるフレーズが多かったり喋り方もゆっくり物静かで、その分頭の中で活発に喋っているタイプのキャラです。バンやろで言うと高良京みたいな(あそこまで無口ではないけど)
そんな物静かさや、「……おれと一緒にいて楽しいか?」と尋ねる(大吾の返しが神なのでぜひモバのマイデスクに先生と大吾を配置してみてください)、自己主張が苦手で周りに合わせてしまう(「風見鶏、西へ東へ向きを変え」と想楽くんに指摘されてしまう場面も)ところからは、一見自分に自信がないように見えますが、その実向上心が強く負けず嫌いで、「自分の強みを理解し、伸ばす」ことに長けている人だと思います(資料になりそうな本を片っ端から読み込んだり、演技を伸ばしていきたい、という発言がある)。あと一歩引いた立ち位置のように見えてF-LAGS大好きだしふとした発言に愛の重さが現れているというか(言い方)(「涼、お前がおれの人生を変えた」とか)……「執着」みたいなものをいちばん感じる。
「一度読んだ本の内容を覚えてしまう」という特技、後天的に身につけられるものではないと思うので生まれながらに「文章を記憶する能力」に長けていたんだろうと。ベストセラーになるような文章が書けるくらいなのでインプットだけでなくアウトプット能力も優れているんだろうと思います。実際、台詞にも文学的な表現が多く見られたりしますね。(ちなみにインドア派に見えて趣味はキャンプというアウトドアな一面もありますギャップ萌え……!)
あとはとても感受性豊かな人だなぁと。 WILD BOYSの雑誌ではキャラクターになりきって台詞を諳んじるシーンがありますが本当に熱が入っていて、そういう意味では「アイドル向き」だし「演技を伸ばしていく」という方向性ってすごく合ってますよね。これからもいろんな劇中劇で活躍してほしいです。


「元小説家」であることは隠していないけどゴーストライターをしていたことはほとんど明かしておらず、なんですがアイドル活動を経て自分の過去とも折り合いをつけてきているのな、とは思います。真実を公表する時が来るのかはわかりませんが(周囲に与える影響も大きいだろうし)、彼が少しでも自由に、自分の素顔で生きていけるようにと願ってやみません。
「お父さんは初期はのびのびと作品を作っていた」「先生はお父さんを手伝いたいという純粋な動機から代筆するようになった」「ベストセラーは先生が書いた」なので元々の親子関係は良好で、あとわりと早い時期から代筆してたのかな…??
雑誌のおどろおどろしい描写からするとお父さん終盤にはかなり先生に依存しててんやね……という気がする…今どうなってんのこのご家庭……。(追記:その後傍白のFamilleのイベスト読みました。和睦の道が…よかった…!!)


仮面の亡霊は今でも彼のそばにいるのかもしれないけれど、彼はそれを力にして進んでいく強さと、支えてくれる最高のメンバーがいるから大丈夫!
と、何の疑いもなく信じておりますF-LAGS尊い。 

感想文

記憶を頼りに書いているので、間違えているところも多々あるかと思いますがご容赦ください…

 

2019.10.6
KAMIJO JAPAN TOUR 2019
PERSONA GRATA FINAL
@マイナビBLITZ赤坂


恒例のサンジェルマン伯爵のアナウンスから、前回までのあらすじの映像が流れます。
・新曲(TEMPLE)
初日と比べてKAMIJOさんの表情がとても柔らかく、笑顔や、客席を煽るような仕草も多くて、ツアーを通して積み重ねてきたものを感じました。(この時点で涙が出てきました。まだ数回の参戦だけどほぼ毎回泣いてる…)
・Nosferatu
・SE(Emblem)
Emigre
このあたり尊すぎて記憶が飛んでいるのですが、間奏部分、かがんだ状態でピンクと紫の混ざったようなライトに照らされるkamijoさんの色気がすごいな…って思ったのはEmigreだったと思います、たぶん……
・Vampire Rock Star
シャウトをたくさんしてたくさん煽ってくれていてとても楽しかったです…!
・Ecstasy
初日は色気がすごい!って思った記憶があるのですが、ファイナルではシャウト多めで、格好良い成分が強かったと思います。
・闇夜のライオン
映像を挟み、伯爵の口からナポレオンの名前が出たあと次の曲に続きます。
・Castrato
・新曲
初日のカーチェイスのシーンで演奏した曲。
「MISSION:BLITZを揺らせ!」という文字がスクリーンに映し出されて始まりました。KAMIJOさんもめちゃくちゃ煽ってくださり、震度3くらいあったと思います。初日よりさらに激しく、盛り上がっていました!
・PERSONA GRATA
最初は後ろからライトが当たっていてKAMIJOさんのシルエットだけ見える状態だったのですが、神々しい……神かな……??と思いました。
この曲は1番Aメロの歌詞に、隷属?個人としての自由?みたいなフレーズがあって、サビは「PERSONA GRATA 天使を裏切り
未来も 文明も どこへ向かうのだろう?(曖昧)」という歌詞がスクリーンに映し出されました。
おそらく物語の鍵となる曲だと思うのですが、KAMIJOさんのMCとも合わせると社会の大きな流れとかその中で個人としてどのように生きるか、がテーマなのかな、とか…!
あと敵組織の名前、クリムゾン…なんだっけ……(記憶力が残念すぎる)
・Eye of Providence
ファルセットのサビがとても良いです。終盤でも衰えない歌唱力に感動です。
この曲だけでなく全編通してですが、初日と比べて炎の演出も格段に増えていました。客席まで熱気が伝わってきたのでステージめっちゃ熱かったんじゃないかな…最後に炎が高く上がる演出も素晴らしかったです。
エンドロールが流れ、PERSONAシリーズ第一弾シングルと春のツアーが発表されました。


エンドロール後、すぐにアンコールが始まりました。


KAMIJOさん「PERSONA GRATAの物語が壮大すぎてツアー1本じゃ全然終わりませんでした、ごめんなさい」と少し照れた様子でした。「PERSONAシリーズ3部作、春のツアーと物語の続きを楽しんでください」と告知をし、
「ここからは打ち上げ気分で楽しんでください」というMCからアンコール曲が始まりました。
・Moulin Rouge
KAMIJOさんの衣装のマントを翻す動きがとてもヴァンパイアでした(語彙力)
仔羊ヴァンパイアを客席に投げ、戻ってきた仔羊にキスをして舞台袖に投げたのはこの曲だったと思うんですが素晴らしい画でしたね……
・Dying-Table
たぶんこの曲だったと思うんですけどMekuさんに絡みに行って、何かあってKAMIJOさんすごく笑っていたのですがとてもかわいかったです…アンコールだと楽器陣との絡みも多く、表情豊かで本編とはまた違った楽しさがありますね。
・Ecstasy
何回もリピートして「上手上手上手上手ー!」というブロックごとのコーレス
→メンバーの名前のコーレス
がありました。
リピートはロングトーンのシャウトから始まるのと、KAMIJOさんの曲の中でもかなり激しい曲をぶっ続けでプレイできる皆さんの歌唱力、演奏力がすごいです。本編のEcstasyとはもはや別物。とても楽しかった…!


「次の物語につながる曲です」とラストのSang Ⅰ、Ⅱへ。
ナポレオンのナレーションが入り、「ワーテルローの戦いで伯爵はわざと彼らに力を貸した。
彼らがヴァンパイアの力を実験に利用するのを見越して私を彼らに匿わせた」というようなことを言ってましたね…伯爵がナポレオンを負けさせて、幽閉先から連れ出して組織に連れて行った、つまりフランス革命を影で操ってたってことですよね…伯爵ほんとどういう人なんだ……??
EcstasyのリピートからSang Ⅰ→Ⅱと通しでやるのもすごいし全く疲れを感じさせない皆さんが本当にすごい。
余談ですがSangのKAMIJOさんの指揮者みたいな振りがすごく好きです……。
最後、メンバー紹介で楽器陣を紹介した後「ツアー14公演に参加してくれたみんなに拍手!」と言ってくださって。KAMIJOさんがファンを大切にしてくれて、それをいつも言葉にしてくださることに感謝です。最後はもちろんKAMIJOさんのお名前を叫びましたよ!


最後のKAMIJOさんの言葉は「現代の社会に一つだけ異質な存在、ヴァンパイアがいたらと考えたとき、それを利用する人間の欲望の中で、個人としての人間はどうしていくのか というところに行き着いた」というような内容でした(ほんと曖昧ですごめんなさい…)
PERSONA GRATAの歌詞を聴いていると、ひとつの答えがそこにあるんだと思うんですが……楽しみです……!


いつも思うことなのですが、3部作、そして春のツアーと、まだまだKAMIJOさんの紡ぐ物語が続いていくこと、そしてそれを味わうことができるしあわせに感謝です。
KAMIJOさん、楽器陣の皆さま、スタッフの皆さま、ツアーお疲れさまでした!そして、最高の物語をありがとうございました!

最近の推しの話をします

ここ最近(今年に入ってくらい)今更ながらアイドルマスター SideMにハマった話。


 SideMとの出会い自体はけっこう前で、アニメが始まる少し前に、学生時代の友人(オタク)と久しぶりに会ったとき。
Pになっていた彼女のお話をいろいろ聞いて、このコンテンツ面白そうだな〜と思いました。
しかしいかんせんスマホの容量が足りず、ゲームをダウンロードするには至らなかったのです(当時の自分を殴りたい)。
友人の担当は出ていないとのことでしたが(友人はアルテP)アニメは一応全話追い、7話と10話でハイジョ尊……って思ったのになぜかそこで止まってしまった(当時の自分を殴りたい)。
ワケミニも全話見たんですが、追っただけで終わってしまって。今見ると萌えの宝庫なんですけどね、タイミングってありますよね……


そして今年になり、Pのフォロワーさんに何気なく、アニメは見ていてユニットだとハイジョが好きという話をしていたところ
3rdライブ仙台公演の円盤を紹介していただき


気づいたら手元に円盤がありました。


いや、自分が買ったんですけど……(たぶん残業続きで疲れていた)
さて、そういうわけで円盤が届いてとりあえず最初から見るじゃん?
1日目の前半に♡Cupids!という超かわいい曲来るじゃん??
からの2日目のF-LAGSのターンで完全に落ちました。WITH...Story、F-LAGSのメンバーの絆を体現したような曲ですね。お互いの名前呼び合うの最高かよ…他のユニットももちろんそうなんですが、F-LAGSは全員が全員をリスペクトしあっててかつライバルで、さらにこの3人が最高!っていつも言ってくれるのがとても尊いと思います。


その後、RAY OF LIGHTって曲かっこいいな〜この人たちダンスすごいな〜
からの2日目の虎牙道のターンで完全に落ちました。
(漣ソロ)え???ストップモーションこんな綺麗にやりながら歌うの??しかも最高音かなりキー高いけどちゃんと出してるね??やばない???
(タケルソロ)Takeru Makes Revolution…!!!
(情熱...FIGHTER)格ゲー風味の演出めっちゃ凝ってる!殺陣!!!自慢じゃないが長年特撮オタクやってるからアクションは大好物だ!!!


そして
Compass Gripperやばい(号泣)
全部好きなんですけどCメロの各ユニットのリーダーが歌うところがめちゃくちゃ好きです……


もちろん当初目的にしていたハイジョも最高でした。
sunset★colors生演奏でやってくれるのやばい…しかもその前には旬がグランドピアノ弾き語りでソロを…細かい動作や息遣いが旬そのもので、泣きました……
HIGH JUMP NO LIMITもジョカオルもOUR SONGも夏来春名隼人ソロもとても良かった。みんな違ってみんないい。
Wとの「いつかこの瞬間に名前をつけるなら」もとても好きです。ティーンエイジャーだからこそ歌える歌だと思う。

 

 


さて、そうこうしているうちに3月になり、気づいたら静岡公演の円盤が手元にありました。
いや、自分で買ったんですけど……四季のソロが見たかったんだ……
仙台で先輩ら4人はソロやったんで、ここまできたらハイジョ全員見たいじゃないですか……
まず四季ソロからのsunset★colors(生演奏)という流れだけで死ねるのに「シキ、ソロ最高だったよ」ってハヤトっちが言ってくれるの死にますよこれ……ありがとう円盤代全部元が取れた。


と、思っていたら
「レジェ 沼 ふかい(語彙力)」ってなっていました。
曲はかっこいいなと思っていたけどライブで見るともうだめですね……あとこれ福岡の話になっちゃうけど想楽ソロのスタイリッシュなMV感すごいですね。歌詞が刺さってくる…赤のカラコンもとてもお似合いでした。音源だとかわいいのにライブだとかっこよくなるの好き。


あとお約束のようにムンナイでしんだ。
話に聞いてはいたけどやばい曲ですねこれ。音源もそうだけどライブは本当にやばい。てんてるさん元気系で翼くんかわいい系だからか、なんとなくドラスタと色気が結びついてないところがあったんですけどこれはあかんやつです。
プロミで推しの「おいで」があるので今から11月が怖いです……

 

 


さて時は流れて5月、気づいたら4thのライビュに参戦してました。(ついったで「SideMのライビュ気になるけどぼっち参戦でも大丈夫かな」って呟いたら3分後に友人から一緒に行こうってリプがきた。沼が近い)


Baile Apassionadoでワートレスペイン組が薔薇を咥えて出てきてからの
RAY OF LIGHTの殺陣(牙崎漣の沼に頭まで浸かる音)
属性曲やばい フィジカルは元気でるしインテリはアダルティだしメンタルはかわいい。
あと全体的にワートレすごいですね、まだ推し(四季と涼と一希)が残ってるんですけどどうしたらいいんですかね(と思っていたら涼がインドでしたね…やばい……)。
終わった後「けしからん!けしからん!(褒めてる)」ってずっと言っててお友達ほんとごめんなさい…笑


そしてやり方わからん!と言って放置していたモバに取り組みはじめ、サイバネベスゲをはじめとした劇中劇に足を絡め取られ(個人的には超常学園とライサム好きだしステの紳士試験とかも好きなんですが)今に至ります。


どうしてここまで急激に沼に落ちたのかは「雷に打たれた」みたいなものでなかなか説明できないのですが、元々バンドというものがすきで、ジャンルにとらわれずいろんなことをする人がすきで、あとはいろんなことがあってそれを乗り越えた上で前向きに生きている人がすきなので
たぶんそういうことなんだろうと思います。
魅力的なキャラクター、その魅力を全身で体現しようとしている中の人込みでとっても素敵だし見ていて元気を貰える。あと単純に曲がいいしパフォーマンスもすごい。この人たち声優だよね…??って思う。
見れば見るほどみんな好きになるのであかんやつですが今のところ「ハイジョ、虎牙道、F-LAGS推しで伊瀬谷四季担当」になるのかな?と思います。推しに特化した話はまた改めて…(まだ語るのか)


なんだかとりとめなくなったけどとにかくSideMはいいぞという話でした!
 

息苦しさにさよなら。

些細なことで他人に嫌われたかな…気を悪くさせてしまったかな……とか心配になってしまう。
いつからかそんなふうになって、人の中にいると疲れるようになった。(人と会ったり話したりするのは好きなんだけれど)


でもちょっとまてよ、と。
たぶん世の中の大多数の人はわたしの些細な言動を捉まえて人を嫌ったりなんだりしてるほど暇ではないのでは?
逐一反芻して恨みが募ったりするなんてことはなくて、それこそどんなに引きずっても、寝たら忘れるのでは?
そうじゃない人もいるかもしれないけど、小中学校ならともかく、社会人にもなったらさすがに少数派では?
と、疑問が湧いてきた。


そもそも周りの反応を過度に気にする(さらにマイナスに捉える)ようになったのは
些細なことで爆発する大人に囲まれて顔色を伺う癖がついてることとか、
些細なことでいじめのターゲットが移ろっていく閉塞的な義務教育時代とか、
「〇〇さんがあなたのこと嫌いって言ってたよ」と逐一親切に教えてくれたオトモダチ( )とか
そういう人間関係の積み重ねの上にあるんだろうと思う。
そのことに気付かず自分を責め続けて、社会に出てそれがおかしかったというか、そういう人間関係しか知らなかったんだな、恐ろしいって思えるようになって。


今の私はかえって気にし過ぎでおかしくなってるということにも気づいた。
なので気にし過ぎははもうやめよう!と思うんだけど
身についてしまったスタイルを変えていくのは一朝一夕にというのは難しい。
でも少しずつ、対人の場面でも自分は自分でいいんだと思えるようになれたらいいなー、なんて思っている今日この頃。

 


 

8月31日。

8月31日。

最近はもっと早くから2学期が始まる学校も多いだろうけれど、それでもこの日はカレンダーの上では夏と秋の区切りで、世間はなんとなく夏が終わってしまう、という気配を纏っている。

 

歳を重ねるにつれ、「夏の終わり」の切実さはずいぶんと減少したように感じる。

高校生くらいまでは、夏休みの終わりを悲しむ暇もないくらい宿題に追われていたのに、

今となってはもう、どうしようもなく「普通の土曜日」。

朝は少しだけゆっくり眠って、少しだけ手の込んだ朝食を用意して食べて、たまった洗濯や掃除をして、本を読んだり録りためたアニメを見たり。

変わりばえのしないいつもの週末。

 

それでも、殺人的な暑さが少しだけ勢いを弱めたり、夜には虫の声が聴こえたりするから

あぁ、夏が終わってしまうなぁとつい感傷を覚えてしまう。

ZONEの「secret base〜君がくれたもの〜」とかフジファブリックの「若者のすべて」を聴きながら、真っ暗な地元の夜道で、実家のベランダで、夏の星空を見上げていた頃の自分を振り返る。

 

カレンダーの上だけじゃなく、昔よりもだいぶゆっくりになっている気はするけれど、秋の足音は着実に近づいている。

季節の移り変わりを感じたり、心を動かされたりする自分は、何歳になっても、なくしたくないと思う。

わすれもの

ワスレモノハアリマセンカ?

 

 

いつも何かを忘れたような気がしているけれど、

たいていのものは忘れてもなんとかなる

 

忘れちゃいけないもの、いったい何だろう?

 

今日もほんとうに必要なものを探す試行錯誤の途中

(スーツケースいっぱいに荷物を詰め込んで)