星月夜に架かる虹

心のままに。

10月13日。

今日はSideMの推しユニットであるF-LAGSの九十九一希先生のお誕生日です!!!


九十九一希先生とは、19歳にして「元小説家」ですが実は父(ベストセラー作家)のゴーストライターをしていたという過去を持つ青年。
ユニットリーダーである秋月涼が男であることをカミングアウトした場面を見て、本当の自分として生きたいとアイドルになったというバックグラウンドがあります。自分の人生を変えた相手と一緒にアイドルやってるのすごいな……。


SideMにはvocal、dance、visualという3つのステータス値があり、そのバランスはキャラクターごとに統一されているのですが彼はVisualお化けです。公式で圧倒的美形。
台詞には「……」が多かったりソロ曲の歌詞にも「……」で始まるフレーズが多かったり喋り方もゆっくり物静かで、その分頭の中で活発に喋っているタイプのキャラです。バンやろで言うと高良京みたいな(あそこまで無口ではないけど)
そんな物静かさや、「……おれと一緒にいて楽しいか?」と尋ねる(大吾の返しが神なのでぜひモバのマイデスクに先生と大吾を配置してみてください)、自己主張が苦手で周りに合わせてしまう(「風見鶏、西へ東へ向きを変え」と想楽くんに指摘されてしまう場面も)ところからは、一見自分に自信がないように見えますが、その実向上心が強く負けず嫌いで、「自分の強みを理解し、伸ばす」ことに長けている人だと思います(資料になりそうな本を片っ端から読み込んだり、演技を伸ばしていきたい、という発言がある)。あと一歩引いた立ち位置のように見えてF-LAGS大好きだしふとした発言に愛の重さが現れているというか(言い方)(「涼、お前がおれの人生を変えた」とか)……「執着」みたいなものをいちばん感じる。
「一度読んだ本の内容を覚えてしまう」という特技、後天的に身につけられるものではないと思うので生まれながらに「文章を記憶する能力」に長けていたんだろうと。ベストセラーになるような文章が書けるくらいなのでインプットだけでなくアウトプット能力も優れているんだろうと思います。実際、台詞にも文学的な表現が多く見られたりしますね。(ちなみにインドア派に見えて趣味はキャンプというアウトドアな一面もありますギャップ萌え……!)
あとはとても感受性豊かな人だなぁと。 WILD BOYSの雑誌ではキャラクターになりきって台詞を諳んじるシーンがありますが本当に熱が入っていて、そういう意味では「アイドル向き」だし「演技を伸ばしていく」という方向性ってすごく合ってますよね。これからもいろんな劇中劇で活躍してほしいです。


「元小説家」であることは隠していないけどゴーストライターをしていたことはほとんど明かしておらず、なんですがアイドル活動を経て自分の過去とも折り合いをつけてきているのな、とは思います。真実を公表する時が来るのかはわかりませんが(周囲に与える影響も大きいだろうし)、彼が少しでも自由に、自分の素顔で生きていけるようにと願ってやみません。
「お父さんは初期はのびのびと作品を作っていた」「先生はお父さんを手伝いたいという純粋な動機から代筆するようになった」「ベストセラーは先生が書いた」なので元々の親子関係は良好で、あとわりと早い時期から代筆してたのかな…??
雑誌のおどろおどろしい描写からするとお父さん終盤にはかなり先生に依存しててんやね……という気がする…今どうなってんのこのご家庭……。(追記:その後傍白のFamilleのイベスト読みました。和睦の道が…よかった…!!)


仮面の亡霊は今でも彼のそばにいるのかもしれないけれど、彼はそれを力にして進んでいく強さと、支えてくれる最高のメンバーがいるから大丈夫!
と、何の疑いもなく信じておりますF-LAGS尊い。